品質管理
印刷から検査、加工まで、各工程で繰り返し行う検査とチェック。
すべては不良品納入0(ゼロ)のために。
カメラ検査機による印刷時の全数検査
添付文書(能書)を印刷する印刷機にはカメラ検査機を設置しており、全ての印刷物に対して、印刷と同時に両面ともカメラ検査をしています。
カメラ検査は「画像マッチング」という手法で、マスター画像と印刷物を画像として重ね合わせ、マスターと異なる部分を印刷不良(欠陥)として検知します。印刷時に検知した欠陥はデータとして保存され、社内ネットワークを通じて後工程に伝えられます。
ロール印刷物の検査・納品
ロール(フォーム輪転)印刷機で印刷した原反は、小巻にして納品、もしくは加工して納品されます。
亨有堂印刷所ではカメラ検査機付のロール印刷機と連動した、特注の「ロール仕上げ機」と「シートカッター」で作業を行います。
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ロール印刷機のカメラ検査機で検出された欠陥データの情報はこの仕上げ機に送信され、該当箇所が近づくと自動的に機械がストップします。該当の欠陥を切り取りつなぎ合わせ、小巻にして納品します。切り取った欠陥は欠陥除去の証拠として作業伝票とともに保管。
センサーのカウントミスを検出するよう、数量は2つのカウンタで管理するなど、ロール添付文書のために特注した仕上げ機です。
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ロール添付文書を1枚1枚のシート状にカットする工程です。刃の手前にあるセンサーでピッチマークを読み、それをもとにカットしていく仕組みになっています。
ロール印刷機のカメラ検査機で検出された欠陥データの情報は、このシートカット機に送信され、該当箇所で機械を止めて欠陥部分を除去します。カットした添付文書は1000枚ごとに板ではさんで結束し、断裁工程または折加工工程へ送ります。
枚葉印刷のめくり検査
枚葉印刷機のカメラ検査機で検出された欠陥は、ここで人の手により抜き取られます。
まずは刷った位置や何枚目付近であるかといった欠陥のデータをもとに印刷物をめくっていき、欠陥を抜き取ります(抜き取った欠陥は欠陥データのプリントアウトとともに確実に抜き取った証拠として保管)。
次に、カメラ検査機通過後に発生した擦れや裏付き、カメラで捕らえきれない薄い地汚れやダブリなどを取り除くため、全数を改めて目視(めくり)検査します。
最後に表裏の四隅と、四辺の側面を扇状に広げて検査(パラパラめくって1枚1枚目視)します。
以上の工程を、専門の研修を1年以上受けたプロ集団が行っています。このめくり検査が、不良品納入0(ゼロ)のスタート地点。間違いない印刷物のみを後工程に送る、当社の枚葉添付文書生産における要と言っていい工程です。
断裁から納品まで繰り返し行う、徹底した数量管理
めくり検査が終わると、四隅の折れ曲がり検査もかねて員数確認を行います。ここから数量管理を開始します。
員数確認された添付文書は1000枚ごとに小断ちにされます。断裁後は、断裁時の不良確認のためにパラパラとめくって目視検査をし、不良が出た場合はあらかじめ断裁・検査しておいた予備を使用し、差し替え作業を行います。差し替えるときは、その都度作業表に記入し、最後に不良・予備・残数の数量が合っているかを確認。最後に折れ不良の検査をかねて、再度四隅を員数します。
折加工時の目視検査と数量検査
折加工の工程に送られてきた添付文書は、全7台の折機で加工します(折機の詳しい説明はこちらをご覧ください)。
折加工は1000枚ごとに作業を行い、目視で折り不良を検査します。その際も作業表に不良となった製品数、予備を使った数、そして残数の数量を記入し、数量確認を徹底しています。
出荷検査
作業が終了した製品は梱包し、後から追跡が可能な情報を記載したラベルを貼ったうえで出荷検査に送ります。
出荷検査ではラベルの確認のほか、各工程で取られてきた作業記録の確認、サンプリングによる仕様のチェックを行います。
こうして各工程で繰り返し行ってきた欠陥除去と数量チェックにより、不良品納入ゼロを実現しているのです。
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